ドイツで人生変わって帰ってきました

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娘の幼稚園

息子の小学校の次は娘の幼稚園問題です。
娘は小さいので、ドイツ語の幼稚園でも大丈夫だろうと思っていたのですが、入れられる幼稚園がない。言語の問題よりも幼稚園に入れる仕組みの問題でした。


詳しくはないのですが、私たちが住んだ当時は一つの幼稚園に500人の待機児童がいるとか当たり前でした。それでも直談判で行ってみると二つ返事で通えることになったというドイツらしいエピソードをよく耳にしました。
当時は確かいくつでも行きたい幼稚園に待機の申込ができたみたいで、親たちは働きたいのでとにかく片っ端から申込しまくってました。フランクフルトは都会ですし移民も多かったので当然と言えば当然でした。現在は仕組みが変わり、希望の申込も数が限られているはずです。


娘は2歳半くらいで渡独しているので年齢も微妙だったんです。キンダークリッペと呼ばれる保育園には0~3歳、キンダーガルテンと呼ばれる幼稚園には3~6歳、幼保一体の施設、とありました。近くの人気のある園にドイツ語ができる日本人の方(これまた日本人補習校のママさん。色んな方に本当にお世話になってます…)に説明会に一緒に行っていただき、申込できないか食い下がってくださいましたが、無理でした。私が兎に角早くドイツ語を勉強したかったので見ていただく所が必要だったんです。
後に「Mama lernt Deutsch」という各市で行われている移住者向けドイツ語講座で無料で預かってくれることになったのでなんとかなったのですが、探している間は本当に困りました。


そしてドイツ以外に住む可能性もあるという事で英語も取り入れている近所の幼稚園を見学しましたが200人待ちでした…


sonnenschein33.hatenablog.com


悩んだ末、インターの幼稚園も探してみましたが、どこも高額…と思っていたら一ヵ所だけ180ユーロ/月で入園できるところがありました。(他の所は500ユーロ/月とか1000ユーロ/月…)

 

市からの補助を受けていてこの値段のようでした。これが後に市の方針が変わり、どの幼稚園も少しでも補助を受けているならドイツ語をメインにしなさい。英語は体育や音楽などのみにしなさいという事になりました。ドイツ語を覚えないまま公立の小学校に入ってくる子が多すぎるので方針転換をしたようです。幼稚園でこの説明会があったときにはどこのご両親もメチャ怒ってたらしいです(元主人が出た)。確かに英語を覚えさせたくて入れたのに意味ないですからね。

これは日本人幼稚園もそうで、月500ユーロくらいにいずれなると話を聞きました。転勤で会社が出してくれてる人がほとんどだけど、それがないとなるとかなり厳しいです。

 

幼稚園と家は結構離れていますが、息子の全日の小学校からもバスと徒歩で30分というそこそこの距離…
しかし他に選択肢はない…ということでそこにしました。順番待ちもなく、優しそうな校長と面接だけして書類書いて提出して終わり。決まる時はあっけなかったです。

 

決まって本当にホッとした瞬間でした。
この後送迎がキツくて少々困ることになるんですけども…