ドイツで人生変わって帰ってきました

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窃盗?未遂に遭遇

私たちはドイツに来て2週間ほどで窃盗?スリ?未遂に遭遇しました。
多分スリみたいな人だと思うんですが、わからないので便宜上「男」とします。
ものすごい怖かったです。

 

息子が入院する前、学校にも通う前なんですが、近くのSバーンという鉄道の駅からある場所に行きたかったんです。日本に住んでた時に友達になったドイツ人が私たちがドイツに住むという事で心配してあれこれ調べてくれ、あるカフェで日本人とドイツ人の交流があるらしいと教えてくれ、そこに行こうとなりました。
主人は仕事に行った初日で、子供二人と私だけで行けるのかしら?でもこれからどうやってもそうなるし頑張ろう!と思い、下の娘はベビーカーに乗せて出かけました。

 

駅につき、切符を購入している時に券売機を横切った男が私とバッチリ目が合いました。
目が合うというか向こうがギョッとしている感じ。
「え?何この人?」
と思ったんです。そのあとホームに向かうエスカレーターでも、歩いていてもものすごく目が合うし、後をついてくる。え…?え?え?気持ち悪い…

でも目が合っただけで疑うのもなぁ…と思ったんですが、本当に異常なくらい目が合うんです。

 

ちょっと確認してみよう…
なぜかそう思ってしまいました。

 

かなり人がたくさんいるホームの壁際で電車を待って子供たちにも言い聞かせて、行先と反対の電車が来た瞬間急いで乗るフリをしました。
そうしたら、その男が大慌てで後を追ってきたので、鉢合わせ!

男が怯んだところでベビーカーを押しながら別方向に走り、ホームの端っこの壁に身を潜めて電車が来るのを待ちます。
追ってこないで~!!!と忍びながら祈り、ドイツに来る直前に山田風太郎の「バジリスク 〜甲賀忍法帖〜」を読んでおいて良かった~!と思ってました…関係ないと思いますけど…

 

行き先の電車にも、見つからないようにするために扉が閉まる直前に飛び乗って、乗った後もかがんでいたので相当変なアジア人女性に見えたと思います笑
こっそり見た男はすごくキョロキョロして私たちを探していました。

 

どうやら男は中央駅に着いたところで諦めたようで、私たちが下りた駅では全くいませんでした。
地上に出るまでも今度は私がキョロキョロして挙動不審でした笑

 

結局友人が教えてくれたカフェでの交流会はなくなったらしく、主催者のドイツ人に電話して確認しました。(これも今思うとものすごい勇気要りました…たまたま日本語が堪能なオジサマだったので助かりましたが、私はいったい何語で話そうとしていたのかと思います…必死だったんです…)

 

ただただ疲れてしまったのですが、何もせずに帰るのが悔しいのでアルテオーパーという旧オペラ座にだけ寄って帰りました…

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アルテオーパ

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建築物がかっこいい

来て早々2週間でこんな目に遭うなんてどんだけ怖い国なんだドイツ…

 

しかし、スリというのはイメージとして相手に気付かれずに金品を盗むものだと思いますので、スリではないんですよね、きっと。相手にバッチリ気付かれているのは何ていうんでしょう?窃盗でいいんでしょうか?